ズワイガニの特徴【生態・美味しい食べ方】

ズワイガニの特徴【生態・美味しい食べ方】

 

ズワイガニ

カニといえば、ズワイガニ、タラバガニを思い浮かべる人が多いでしょう。

ズワイガニとタラバガニは見た目もまったく違います。
ここではズワイガニについて説明します。

 

ズワイガニはタラバガニと比較するとサイズも小さく、脚が細く長いのが特徴です。
ズワイガニは細い脚が5対10本あり、小さな甲羅でツルツルしています。
ズワイガニは、エビ目カニ下目クモガニ科に分類され、正真正銘のカニの一種です。

 

ズワイガニは品質の違いによって、本ズワイガニ、大ズワイガニ、紅ズワイガニに分類されます。
この中で最も高品質なのが本ズワイガニです。
さらにズワイガニは獲られる産地によって、「松葉ガニ」や「越前ガニ」などのブランド名で呼ばれます。

 

ズワイガニは正真正銘のカニですから、味も繊細で甘みがあります。
細い脚で身の量は少ないですが、カニ本来の旨みを存分に味わえます。
また、カニ味噌も非常に濃厚で、必ず食べられる珍味です。

 

ズワイガニは多くの地域で漁獲されていて、全国各地に産地があります。
産地ごとにブランドが作られたのもそのためです。
有名なブランドである「越前ガニ」は、福井県の海域で水揚げされるズワイガニです。
「松葉ガニ」も有名ですが、松葉ガニの産地は兵庫県、京都府、島根県、鳥取県など広域に渡っています。
これだけ広域に産地がある松葉ガニには、脚にタグが付いていて産地を見分けられるようになっています。

 

ズワイガニはカニ本来の旨みを味わえるカニですので、
茹でガニやカニしゃぶで食べるのが最もおすすめの食べ方です。
シンプルな食べ方で食べることで、ズワイガニの濃厚な旨みを存分に楽しむことができます。

 

今ではインターネット通販などで、ズワイガニもタラバガニも比較的購入しやすい値段で販売されるようになりました。
どこにいても通販でカニを楽しむことができますので、ちょっとしたお祝い事などに手軽に購入して、
カニ本来の旨みのあるズワイガニを味わうことができます。